エアプサンに乗った場合、マイレージは積算される?
2008年10月に就航を開始した韓国の「エアプサン」。
一般的にはアシアナ航空の子会社と認識されているが、子会社とはちょっと違う。
エアプサンは、韓国の第二の港町の「釜山(プサン)市」と釜山にある企業が設立した会社で、アシアナ航空が持ち株を投資して参加した形になっている。
しかし、運営形態はアシアナ航空を母体とする子会社のような形であり、アシアナとコードシェアを通じて集客に力を入れている。
釜山を起点とする航空会社なので、釜山に用事のある人であれば利用した人が多いかも知れない。
「アシアナの子会社だけれど、スターアライアンスには加入してないので、マイルは積算されるの?」と思う人もいることだろう。
結論を言うと、アシアナ航空のマイルは貯まる。そして、アシアナ航空の上級会員の資格維持のためのマイル計算にも含まれる。
しかし、ANAなどのアシアナ以外のマイレージとして積算できない。
私の周りにも日本から遊びに来た人で、エアプサンはアシアナの子会社だからANAのマイルが貯まると勘違いしている人がいたが、残念ながら貯まらないのだ。
アシアナに貯める場合、搭乗マイルは貯まるが、アシアナの上級会員がアシアナ航空を利用した際に貯まるボーナスマイルは貯まらない。
だから、エアプサンでマイルを貯める場合は、アシアナのマイレージカードに限るということである。
もう一つ付け加えると、エアプサンの国内線の場合、マイルが貯まるのは値段が高い航空券のみである。LCCとしてエアプサン専用に割り引かれた航空券ではアシアナのマイルが貯まらない。
金浦(キンポ)~釜山の路線はエアプサンの運行開始によってアシアナの運航便がなくなったが、この路線でアシアナのマイルを貯めようとすると、結果的にはアシアナが運行していたときより値段が高くなっているのだ。
それから、エアプサンの機材だが、B737が主流だ。現時点では釜山を起点とする短距離路線を視野に入れて運行しているので我慢はできるが、A320/A321に比べると機内は若干狭く感じる。アシアナのB737機種がエアプサンに譲られたものだ。
あと、エアプサンを利用する際、アシアナのダイヤモンドメンバー以上であればアシアナのラウンジを利用することができる。
エアプサンを利用する際の参考にどうぞ。
韓国語の翻訳がこんなに安いなんて!!