金浦(キンポ)空港の国内線ラウンジ
ソウルの金浦空港にある、国内線ラウンジ。
韓国の国内線ラウンジは、荷物検査台の外にある。日本の場合は、一般的に、荷物検査を済ませてからラウンジに入り、ラウンジから出れば搭乗ゲートがある。韓国の場合、ラウンジから出てから、航空券と身分証明書を見せた上で荷物検査を受け、それから搭乗ゲートに向かう。
従って、ラウンジから搭乗ゲートまで、少なくとも10分、人が多いと20分以上かかることもある。
下の写真が、国内線ラウンジの入口だ。
アシアナのプラチナ、ダイヤモンドプラス、ダイヤモンドメンバー、それからスターアライアンスゴールドメンバーが利用できる。
以前は、アシアナの上級メンバーで、航空券を所持しなくとも、満席の飛行機の待機予約をすれば、ラウンジで待つことができた。つまり、待機予約が取れない場合、無料でラウンジを利用できたわけだ。
しかし、アシアナはこの規則を撤廃し、有効な航空券を所持する場合にのみラウンジを利用できるよう変更した。
だから、今は、待機予約をしてもラウンジの外で待たなければならない。
ラウンジの中には、新聞や缶ジュース類の飲み物、コーヒー、クラッカーなどが置いてある。
日本のANAラウンジには、缶ジュース類を置いていないのに対して、アシアナのラウンジは缶ジュース類が飲み物の半分以上を占める。
ラウンジにいる人は、すでに荷物をチェックインして、これから荷物検査台を経由して飛行機に乗る人なので、缶ジュースを持ち出したとしても、荷物検査台で引っかかって取り上げられてしまう。
だから、持ち出しができそうな缶ジュース類を置いてもかまわないのかも知れない。
ラウンジには、使用可能なパソコンや50インチのテレビ(主にニュース番組を流している)なども設備されている。
ゆったりした一人がけのソファが並べられているので、椅子だけ見れば、ANAの国内線のスイートラウンジのレベルである。
しかし、広さは、羽田空港のラウンジの方が数倍は広い。
ラウンジから搭乗ゲートまで時間がかかるので、ラウンジでは常に時間が気になる方だ。
少し早めに空港に着いて、ラウンジでゆっくり読書をすることを一つの楽しみにしているところだ。
韓国語の翻訳がこんなに安いなんて!!