ANAミリオン・マイラー・プログラム

ANAマイレージクラブに入会してから、現在まで搭乗したANA便とスターアライアンス便の飛行距離を合計した「ライフタイム・マイル」というものがある。
 
このうち、ANAグループ便を利用して蓄積されたライフタイム・マイルが、それぞれ50万、100万、200万、300万マイルに達したとき、オリジナルネームタグと特典が付与される。

ANA-Million-Miler-Program


ANAグループ便のみのライフタイム・マイルが50万マイルの時は、黒いネームタグだけだが、100万マイルになると、生涯にわたって未使用のマイルの有効期限がなくなる。つまり、生涯、貯めたマイルが消滅しなくなるのだ。
 
ANAのダイヤモンドメンバーに付与されている特典の一つと同じようなものが、100万マイル以上の場合に付与されるのだ。(但し、ダイヤモンドメンバーは、ダイヤモンド資格を消失すると、資格を消失した時点から、マイルの有効期限は3年と定められるが、ライフタイム・マイルが100万以上になると、資格に関係なくマイルが維持される)
 
そして、100万以上のもう一つの特典が、いつでもスーパーフライヤーズ・カードに入会できる。

同じく、ANA便に加えてスターアライアンス便に搭乗したライフタイム・マイルの合計が100万になった場合、白いネームタグが贈呈される。
しかし、これはネームタグ以外の特典はないので、ただ記念品をもらうというレベルだ。

いくらANA以外のスターアライアンス便に乗っても、実質的な恩恵は与えられず、「ANAにたくさん乗ってくれたら特典を差し上げますよ」ということだ。 
 

さて、ライフタイム・マイルが200万になると青のネームタグ、300万以上になると赤のネームタグが贈呈される。
 
そして200万以上になると、100万マイルの時の特典に加えて、生涯、ANAのスイートラウンジに入場できる「ラウンジ・アクセスカード」が提供される。
 
ダイヤモンドメンバーと同様に、同伴者1名も入場でき、別途、マイルを使用すれば1枚のアクセスカードで4名まで入場できる。
 
ずっとANAを利用するつもりなら、ライフタイム・マイルを蓄積していくことも一つの楽しみとなるだろう。
 
しかし、年に5万マイル分の距離を搭乗したとしても、200万マイルまでには40年かかるし、毎年10万マイルでも20年かかる。
 
気の遠くなるような挑戦だが、長距離出張や旅の多い人なら狙ってみても良いだろう。



 



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