アシアナのマイレージは使い勝手が悪い?
さほどマイレージを貯めていない人にとって、もしかしたら、アシアナ航空のマイレージは「大した役には立たないが捨てるには惜しい物」ではないだろうか。
その理由として、
1. 特典航空券を得るためには、他の航空会社よりもたくさんのマイレージが必要だ。
その上に、ハイシーズンにはさらに50%の追加控除までされる。(プラチナメンバーは控除されない)
2. 特典航空券はなかなか手に入らない。
短距離路線(日本、中国、東南アジア)の場合でも、時期によっては半年ほど前に特典航空券の予約をしなければならない場合もある。
もちろん、7万マイルも必要なアメリカやヨーロッパなどの場合には、相対的に特典航空券の空席はまだ残っているほうではある。
しかし、アシアナ航空では、ハイシーズンには、相変らず特典航空券の発券は難しい。
3. 有効期間の導入
以前は、マイレージの有効期限がなかったが、2008年より有効期限ができた。
一生をかけてマイレージを積算して、老後に旅行を、と考えていた人たちにとっては大変なことだったかも知れない。
4. マイレージn使い道が良くない
以前は、特典航空券はなかなか手に入らなかったが、マイレージを使ったアップグレードは比較的よくできた。しかし、アップグレードにも制限がかかり始めて、ANAのように値段の高い航空券でないとアップグレードができなくなった。
しかも有効期間ができたので、ろくにマイレージを使うこともなく期限切れで消滅してしまう惧れが出た。そこで、アシアナ航空では、自社が経営するショッピング・サイト(アシアナモール)でマイレージを使える方針を出した。
この場合、人気の高い航空会社の席はなかなか取れないが、選択肢は多いので、工夫すれば迂回してでも出発地から目的地まで行って帰ってくることができる。
また、複数の航空会社を利用することができ、飛行機好きな人であれば、航空会社のサービスや乗り心地などを比べる楽しみもあるだろう。
詳しいことは、下記を参照していただきたい。
スター アライアンス加盟航空会社
エアカナダ |
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ブリュッセル航空 |
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ルフトハンザ ドイツ航空 |
シンセン航空 |
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スイス インターナショナル |
ターキッシュ エアラインズ |
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●スター アライアンス加盟航空会社運航便を2社以上ご利用になれます。この場合、各航空会社の自由な組み合わせが可能です。
●世界一周旅程の場合はスター アライアンス加盟航空会社のみが対象になります。 |