アシアナA321のモニターは出しづらい・・・?

アシアナの仁川(インチョン)~成田便ではA321が運航されることがある。

エアバスの小型飛行機だ。
 
LCCでもないのに、東京・ソウル間でちっちゃい飛行機を飛ばすのね」という意見もよく聞く。実際、機内に搭乗する人たちの言葉に耳を傾けていると、日本人の乗客の「ちっちゃい飛行機」という感想が耳に入ってくることも多い。
 
日韓線のLCC(格安航空会社)ではA321などの小型機を使用することが多いので、大手航空会社であるアシアナが日韓線においてA321を運航することが果たして日本のお客さんの誘致のための得策なのかという疑問はある。
 
さて、このA321機材だが、仁川~成田便で運航される機材においては、個人用モニターが装備された機材が運航されるようになった。
 
先日、この機材のビジネスクラスに搭乗したところ、最前列の席に乗せてもらったので、個人用モニターを試してみた。

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真ん中の肘掛けの上部をスライドするとモニターの上部が見える。
 
これの出し方だが、初めての場合は戸惑うかも知れない。
特に取り出し用のボタンは見つからないし、モニターの上部を押してみても、うんともすんとも言わない。まさか、ダミーのモニターじゃないだろうなと思いつつ、いろいろと試してみたが、取り出しには失敗した。
 
そこで、離陸後、CAさんに出し方を尋ねた。
 
すると「モニターの上部を押していただくと出てきます」という返事だった。
 
「やっぱりそうだったか」と思いながら、上部を押すのだがモニターは出てこない。
 
試しに、席から立ち上がって、全身の力を込めて押したところ、よっやくモニターを出すことができた。あまりにも固すぎる。なんという作りの悪さなんだろう。

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ちなみに、肘掛けの上部は、羽根のように開くこともできる。

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日韓線ではフライト時間の関係で一本の映画を見る時間はない。
その他にどのような番組があるのかみてみたが、映画以外に面白そうな番組はない。笑えない「どっきりカメラ」の番組やあまり面白くないドキュメント、あとは子供用の短編アニメとニュースぐらいだった。
 





映画以外では、日本語で見れる番組はあまりない。
 
 
その点、ANAは短編番組が充実していて、「イノベーティブチャンネル」などのANAが手がける独自的なコンテンツも提供されているし、上質のドキュメント番組や、面白いエンターテイメント番組も揃っている。
 
ちなみに、私はアクション映画が好きだが、アシアナでのアクション映画では、最高潮のシーンのほとんどがカットされている。アクション映画でのみどころの一つは刺激的なアクションシーンであると思うが、一番みたいシーンがカットされているのである。昔、アシアナでダイハード4を見てとても残念に思ったことがあった。過激な場面に拒否感のあるお客様に配慮してとの説明だったが、一番見たい場面をカットするぐらいなら初めから上映しない方がいいのではないだろうか。
 
やはり機内で映画を見るならANAか、シンガポール航空がお勧めだ。







韓国語の翻訳がこんなに安いなんて!!