アシアナA321のビジネスクラスには乗らない方がいい?

同じ航空料金を払っても、機材の違いによってお得感があったり、損した気分になることがある。

 
今回はちょっと不満を述べるが、ご了承いただきたいと思う。
 
一日数便の運行がある路線で、幾つかの違う機材が使われる場合、何となく不公平感を感じることがある。
 
日韓線で代表的なのがアシアナの仁川(インチョン)~成田路線だ。
 
この路線には、現在のところB747、A321、B777などが使用されており、たまにB767が運航されることもある。運が良ければ、ほぼフラットベットのように平たくなるビジネスシートで快適に旅することもできる。
B777の一部の機種の場合)
 
A321を除けば、ビジネスクラスは充実しており、席の間のピッチも広くて十分に足も伸ばせられる。
 
しかし、A321のビジネスクラスは特に割引をされるわけでもないのに、他の機種に比べるとビジネスクラスの乗り心地が悪い。
 
以前、こんな体験をしたことがある。

AA




離陸後、ベルトサインが消えたのでシートを倒した。
といってもビジネスクラスとしてはほとんど倒れるか倒れないかぐらいのリクライニングである。
 
その状態でくつろいでいたところ、食事の番になった。
CAさんがテーブルクロスを敷いてくれて食事を待っていると、後ろの席のテーブルクロスを準備していたCAさんから「座席を戻してください」と言ってくるのだ。日本人のCAさんだった。
 
エコノミークラスでは、確かに食事の時は後ろの乗客に配慮して座席を戻すのがマナーである。
しかし、ビジネスクラスで食事の時に座席を戻すなんていう話は初耳だった。
 
「何? ここはビジネスクラスでしょう?」と驚いて聞き返すと、「お食事の時間ですので」と言うのだ。「ビジネスクラスで席を戻さなければならない作り方ってひどいね」と言うと、「では、少しだけ戻してください」という返事。
 
「少しだけ戻す」といってもほとんどリクライニングが利かないのだから、完全に戻せと言っているようなものだ。
 
しかも「すみませんが」とか「恐れ入りますが」とかの一言もなかった。

(言ってはいけないかも知れないが、アシアナ航空に勤務する日本人スタッフの中には、CAやグランドスタッフで、接客マナーが見劣りする人をよく見かける。もちろん、一生懸命に努力しているスタッフも多いことを知っているが、もう少ししっかり意識を持って働いて欲しいと思う人がいる)


確かに席を倒していると後ろの乗客が不便になるぐらい狭いので席を戻した。
 
今回は1時半に成田を出発するOZ103便を利用したのだが、12時半に出発するOZ101便はB747だったので、もし一つ前の便に乗っていればこんなこともなかったと思うと、損した感じは否めなかった。
仕事の関係で12時半はぎりぎりだったので少し余裕を見てOZ103便に決めたからだ。
 
また、A321ではビジネスクラスであっても窓側に座っていると、前の乗客がシートを倒している場合、なかなか通路に出られないほど狭い。
 
一昔前のANAビジネスクラスでも狭いと感じたことはあったが、それよりひどい状況だった。
 
 
個人的な感想はそれぞれ違うだろうが、やはり同じ路線にはできるだけ同じ機材を使用した方がいいのではないだろうか。

他の機材があるなら、A321のビジネスクラスに乗ると損をした気持ちになるかも?






韓国語の翻訳がこんなに安いなんて!!