羽田空港のシャワールーム

2013年、羽田空港国際線ターミナルの拡張工事n開始と共に、ターミナル内にあったANAのアライバルラウンジが閉鎖された。


ANAのアライバルラウンジとは、ANAの国際線を利用して日本に到着した、ファースト・ビジネスクラスの乗客とその同伴者1名、もしくはプラチナ以上のプレミアムメンバーとその同伴者1名が、税関を通った後に休息できるラウンジのことである。

現在、成田空港の1FにはANAのアライバルラウンジがあるが、 こちらは国内線ラウンジを兼ねていて、シャワー室などの設備はない。

日本に戻るときにときどき利用していたから、閉鎖になったと聞いたときは残念だった。

その代わりというわけではないが、プラチナ以上のプレミアムメンバーは、羽田空港国際線ターミナルにあるシャワールームを無料で利用できる。
場所は、税関検査を終えて出たすぐ左側にある。(下の写真)

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初めて利用するときは入室するのに妙な緊張感が伴うものだが、ダイヤモンドカードを用意して入室してみた。

白い通路のような門をくぐると、左側に受付カウンターがある。
当日の航空券の半券とプレミアムメンバーのカードを提示すると、係の人が名前やカード番号などをノートに記載してから、鍵とクーポン、そして利用説明書の入ったファイルを渡してくれた。

クーポンは、シャワー室利用後にすぐ隣のカフェで、ウーロン茶やコーヒーなどを一杯、無料で飲めるものだった。

このシャワールーム、通常は30分で1,000円もする。試しに聞いてみると、ANAのプレミアムメンバーは、時間制限なく利用できるとのことだった。

指定された部屋番号をさがしながら、受付の後ろの通路を進むと、狭いホテルのように、通路にドアが並んでいた。

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指定されたシャワールームに入ると、脱衣室とシャワー室に分かれていて、空間は狭かった。

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通常のユニットシャワー室の仕様だった。

スマホを充電しながらシャワー室に入った。スマホの充電が終わるまで粘ったら、約1時間が過ぎていた。

着替えて退室し、受付で鍵を返却した。確かに追加料金もなく、嫌な顔もされなかった。ラッキ~と思った。

外に出て、左側にあるカフェで、クーポンを渡してコーヒーを一杯飲んだ。
深夜の時間帯で、飛行機を待つ若者たちが座っていた。
深夜1時~2時の間は飲食の受付カウンターは閉まるが、カフェ内に座っていても大丈夫だった。

しかし、椅子に座って寝るのも疲れるので、翌朝の国内線に乗るまで、3Fのベンチで寝ることにした。幸い、ベンチは空いていて、4人がけのベンチを一人で独占することができた。

ターミナル内にはホテルや仮眠室もあったが、あえて野宿(?)を体験してみた。荷物を紛失しないように、リュックを抱えて眠りに入った。

朝の5時頃に、国内線ターミナルへ向かう無料シャトルバスが運行されるので、それまでぐっすりと寝た。スマホのアラーム音で5時前に起床し、1Fまで降りていってシャトルバスを待った。

昨日、シャワールームで携帯を充電しておかなかったら、電池切れでアラームも鳴らなかったかも知れない。無事に起きられてよかった。

5時半頃から、国内線ターミナルのスイート専用カウンターがオープンするので、5時過ぎに国内線ターミナルに到着し、カウンターが開くまで待った。

チェックインを済ませて、スイートラウンジに入室し、1時間ほど仮眠を取った。

もちろん、スイートラウンジのシャワールームも利用した。確かに、ANAのラウンジのシャワー室の方が設備がよい。

でも、日本に着いてから空港でシャワーを浴びられるのもありがたいことだ。




韓国語の翻訳がこんなに安いなんて!!