チャンギ空港のシンガポール航空ファーストラウンジ

ANAのプレミアムメンバーは、海外で恩恵を受けることがある。

ANAを利用してシンガポールに行って帰るとき、座席のクラスに関係なく、ダイヤモンドメンバーはファーストクラスラウンジに、プラチナメンバーはビジネスクラスラウンジに案内される。

シンガポールチャンギ空港には、シンガポール航空が運営するラウンジがある。

通常は、エコノミークラスを利用するスターアライアンスの上級メンバーは、「プレミアラウンジ」を利用できるが、シンガポール航空のビジネスラウンジには入室できない。
つまり、チャンギ空港では、基本的には、ビジネスクラスを利用する乗客がビジネスラウンジ、ファーストクラスを利用する乗客がファーストラウンジを利用できることになっている。

アシアナの最高レベルである「プラチナ」資格を持っていても、エコノミー利用なら「プレミアラウンジ」に案内される。アシアナのステータスは、海外ではほとんど力がない。

その点、エコノミークラスを利用するANAのプレミアムメンバーが、「プレミアラウンジ」ではなく、ビジネスやファーストラウンジに入れるのは格別なことだと思った。

チャンギ空港には3つのターミナルがあるが、ANA便が出発するゲートに最も近い、第2ターミナルにあるファーストラウンジに入室した。

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 入ると、広々として、きれいだった。食べ物も飲み物も酒類が豊富なので、ゆっくり食べながらくつろいだ。

奥の方に入ると、赤いソファーがあって、テレビを見れるようになっている。

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その奥にはパソコンを利用できる部屋もあった。(上の写真の奥側)

チャンギ空港は、約1時間前までに出発ゲートに行って荷物と身体検査を終えてから再度、登場確認をした上で飛行機に乗る仕組みになっている。ぎりぎり40分前ぐらいまで粘って、駆け足でゲートに向かった。だって、ラウンジを早く出るのがもったいなかったからである。

出る前に軽~く一杯と、欲を出して、酒類カウンターで「シンガポールスリング」を頼んだ。費用はかからないが、バーテンダーにチップを渡すのが心遣いだと思って、シンガポールドルで10ドルを渡した。
ちなみに、外でシンガポールスリングを飲むと、安くても20ドルぐらいはする。

「席で待っていてください」と、英語で言われて、ソファーでくつろいでいると、しばらくして丁寧に持って来てくれた。

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色もきれいで、味も美味しかった。

世紀の文豪・ヘミングウェイが、シンガポールの有名なホテルの一つであるラッフルズホテルで小説を書きながら愛飲したといわれるお酒が、このシンガポールスリングだと聞いたことがある。文豪になったような妄想をしながら、じっくりと味わった。

しかし、飲みやすかったが、酔いも早かった。ぎりぎりの時間まで粘ってから、出発ゲートまでの駆け足はきつかった。余計に酔いが回ってきた。しかも息切れで苦しかった。もう少し余裕を持ってラウンジを出るべきだった。

しかしながら、シンガポールのラウンジはとてもよい。また、シンガポールに来て満喫したくなった。







韓国語の翻訳がこんなに安いなんて!!