金浦空港でのいたずら②

以前のブログで、金浦空港で発券してもらった日本の国内線の乗り継ぎ航空券が、どこまで通用するかを試した体験記を紹介したことがある。

今回、11時からの東京での本部会議に加えて、午後からは大阪方面の出張が入っていたため、金浦空港で、国際線と国内線のチケットを発券してもらった。(国際線到着と同日の、日本での最初の乗り継ぎ便については、金浦空港でもチケットを発券してくれる)

この国内線のチケットを使用して、前回は、アシアナラウンジ、出国場入口でのパスポート検査、出国手続き、搭乗ゲートの4箇所のうち、どこまで通用するかを試した。

今回も同じことをやってみた。

まず、アシアナのラウンジ。
ANA国内線のチケットをラウンジで渡して、機会にバーコードを当ててもらったところ、無事パスだった。

次に、ラウンジを出て、出国場に入るところで、チケットとパスポートの検査。
前回は、チケットの名前とパスポートに名前が同じかどうかだけを確認していたため、国内線のチケットでも無事にパスした。

しかし・・・ 今回はきちんと路線までチェックされて、「これ、違いますね」と言われてしまった。
国際線のチケットを見せて入場した。

次に入国審査台。ここではパスポート情報だけをチェックし、最後にチケットに判子を押すだけなので、国内線のチケットに出国審査済のスタンプを押してもらって、無事通過。

そして、最後に搭乗ゲートだ。ここは、前回もパスしなかったところだ。チケットが違えば搭乗できないのは当然だが、今回も同じだった。

ちなみに、韓国では、搭乗ゲート前ではパスポートとチケットの対照検査をしないことが多い。日本では、搭乗前にパスポートとチケットを見せてチェックを受けるようになっているが、韓国ではそうではないらしい。

従って、チケットを見せるのは搭乗の時だ。

搭乗ゲートにいる係員はチケットをちぎって、半券を渡してくれて、係員がちぎり取った残りの半分にあるバーコードを機械に読ませる。
このとき、乗客が多いと、搭乗ゲートの係員は機械的に半券をちぎって乗客に渡し、乗客が全員登場してから受け取った半券のバーコードを一つ一つ機械に認識させて、乗客の数などを確認することがある。

ところで、乗客が全員登場してから機械に読み取らせる方法だと、もしエラーが出たりした場合、もう一度、確認をし直して、原因を把握して訂正されるまで飛行機は出発できない。そのため、最近は、係員が半券をちぎったらその場で機械に読み取らせるようにしている。

そういうことで、搭乗ゲートの係員は鋭かった。手渡した国内線のチケットを、機械に当てる前に、その場で見破って、チケットが違うと言い渡したのだ。

そういうことで、今回は、ANAの国内線のチケットで、アシアナラウンジと出国審査台は無事に通過したが、出国場入口での検査と搭乗ゲートでは引っかかった。

このいたずらをあまり繰り返しているとマークされるかも知れないので、今後はやらないでおこうと思った。
  



 



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