シン・タッチが厳しくなった?

SFC(スーパーフライヤーズカード)修行っていうものがある。 ANAのプレミアム会員になるために、初年度だけプレミアムポイント(pp)を貯めてプラチナメンバー以上になり、翌年からはスーパーフライヤーズカード(クレジットカード)を発行して資格を維持する方法だ。 プレミアム会員になるために ppを貯めるにはお金も時間もかかるが、一旦、資格を取れば、スーパーフライヤーズカードの年会費(クレジットカードの年会費)を払えば、ANAの優待と、スターアライアンス・ゴールドメンバーの待遇が受けられるというわけだ。 この資格を得るために、ppを稼ぐ方法の一つとして、「シン・タッチ」というものがある。 これは、日本からシンガポールを往復するというやり方だ。 シンガポールは比較的行きやすい上に、飛行機の便も便利だし、日本の国内線と併せて発券すれば、国内線区間を安く発券でき、国内線区間のマイルも100%貯まるというものだ。例えば、 沖縄→羽田(または成田)→シンガポール→羽田(または成田)→沖縄 上記の区間で、国内線区間が100%の2倍(路線倍率)、国際線区間が50%の1.5倍(路線倍率)として計算すると、8,800pp弱が貯まる。国内線区間で、プレミアムシートの空席がある場合、差額を払って往復搭乗すれば、10,700ppほど貯まる計算となる。 だから、少し経済的・時間的余力があれば、1年間のうちにシン・タッチを5~6回するだけでプラチナメンバーになることができる。(もちろん、羽田→沖縄の国内線航空券は別途、購入しなければならないが) ところで、この国内線と抱き合わせで発券するシンガポール往復のチケットで、割安のものがなくなってしまったようである。 東アジア(韓国や中国)までなら国内線と抱き合わせて購入できるようだが、それ以上の距離の国際線では安いチケットが発券できない。沖縄・シンガポール往復だと、最低で21万円もする。 これでは、いままで定番だったppを稼ぐためのシン・タッチはできなくなった。 単に、東京・シンガポールの往復で、約4,800ppほどを貯めるしかない。これだとプラチナメンバーになるには11回の往復が必要だ。 ANAもラウンジの拡張などをしているが、SFC修行でスーパーカードを維持している人たちへが増えないように警戒しているのではないかと思える。ラウンジの利用もANAにとってはコストになるためだ。 そういうことで、SFC修行も段々と敷居が高くなってきたような感じがする。 機会があればシン・タッチ以外でppを稼ぐ方法を紹介したい。

 



 



韓国語の翻訳がこんなに安いなんて!!