スイートラウンジのシャワー室くらべ

以前の記事ではANAとアシアナのシャワー室を比較してみた。


今回は、ANAのスイートラウンジの、国内線と国際線のシャワー室を比較した。もちろん、利用したことがある人なら知り尽くした内容ではあるが。
 

ANAとアシアナのシャワー室


下記の写真がANAの国内線のシャワー室である。


SL1

シャワー室を利用するには、まず、スイートラウンジの受付で、シャワー室を使う旨を話す。
シャワー室が空いていればすぐに鍵と扇風機のリモコンを渡してくれる。前室使用中の場合は、お知らせ用リモートブザーを渡してくれる。使用可能となった際に音で知らせてくれる。使用に関して特にチケットを預ける必要はない。

 

シャワー室の入口で靴を脱いで入る仕組みになっており、タオルやアメニティなどが用意されている。写真には内っていないが、入口の右側に羽根のない中型扇風機(ダイソン製)が置いてあり、渡されたリモコンで操作する。

 

このダイソンの羽根なしの扇風機は、羽根がないから安全ではあるが、風量に比べて騒音が高いし、手頃な風量を得ようとすると、とにかくやかましい。家電量販店で値段を見たら、扇風機なのに5万円以上もする高価なもので、安全性を除けば割に合わない製品かと思う。

 

さて、話を戻すと、国内線のスイートラウンジのシャワーは、背中にお湯を浴びられる機能が付いていて、蛇口をひねると背中あたりの高さに、3カ所からお湯が吹き出てくる。背中を洗うときや、マッサージ効果も感じられて気持ちがいい。

 

これは国際線のスイートラウンジのシャワー室には付いていない。






さて、次は、国際線のシャワー室である。


SL2


 
他の記事で述べたので、ここでは国内線のシャワー室との比較をする。



違いとしては次の通りである。

 

1.国内線のスイートラウンジのシャワー室(以下、国内線という)は国際線のスイートラウンジのシャワー室(以下、国際線という)に比べて、若干、広い。

 

2.国内線は靴を脱いで入室する仕様、国際線は土足で利用する仕様。

 

3.洗浄用のアメニティについては、国内線は資生堂のシャンプーキットのみ、国際線は資生堂のシャンプーキット以外にも、別途、シャンプー、コンディショナーなどのアメニティが置いてある。

 

4.国内線には羽根なしの中型扇風機が置いてある。国際線には、以前は卓上型の小型の扇風機が置いてあったが、最近は撤去されていて、扇風機は置いていない。

 

5.両方とも個人用スリッパが提供されるが、国際線の場合は受付で申し出ないとスリッパをもらえない。(受付で、「スリッパをご利用でしょうか」と聞かれることが多い)

 

6.洗面台にある気泡型のハンドソープは、国内線の場合は手をかざすと一定量が自動で出る自動型、国際線は手で押す手動型。



総合すると、国内線のシャワー室はハードウェア的に国際線のシャワー室より優れているが、アメニティなどは国際線のシャワー室の方が優れているということだろう。

 

他にもおもしろい発見があればまた書いてみたい。








韓国語の翻訳がこんなに安いなんて!!