ホテルのスイートルームを飛行機に?

A380を導入したアシアナは、差別化戦略として、プレミアム座席を最高級化することにしているという。

 
最高級の座席配置をしたエアバス・モデルは、アシアナ380スペシャル・エディションと命名されている。
 
アシアナ航空は、機内のインテリアデザインに力を入れて、プレミアム座席を一層アップグレードした。
 
ファーストクラスよりさらに高級な「ファースト・スイート」は、ホテルのスイートルームを飛行機に移したレベルと言われている。

空間を広げることでさらに快適な座席(83インチ)となり、32インチのモニターを装着してあるという。
機内には、インダクション・オーブンを設置することで、いつでも乗客が好む時間に食事が可能だという。

座席の入口には二重のスライディング・ドアを装着し、機内でのプライバシーを大切にしている。
ドアは乗客が自由に開閉でき、新鮮な室内の空気を維持するための通風口も用意されている。

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ひじ掛けには、LCDパネルのタッチスクリーンを操作することで、座席、および、照明を調節でき、「起こさないでください」というボタンを押せば、あたかもホテルの部屋のように、入口の表示灯に「Do not Disturb」と表示される。

ファースト・スイートでは、乗客が横になった2.1mの距離からも最適に映像を観賞できるよう、現時点では世界最大の、32インチの機内HD個人モニターが備わっており、離陸、食事、睡眠、休息などのサービス時間によって照明が変わるムード・ライトと、夜空の星と同じような感じのスターライトにより安らかにくつろぐことができるという。

カップルの旅行客のために、座席の前方に補助椅子が設置されていて、食事用のテーブルを広げた状態で、2人が向かい合って食事をすることもできるという。

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それ以外にも、トイレとパウダールーム、ドレッシングルームの機能を結合した複合空間が用意されていて、好きなときに服を着替えることができるそうだ。

ファースト・スイートも少しずつ進化して、先発の航空会社より優れたサービスを打ち出していくものだ。



 



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