アシアナの経営の今後の展望?

韓国のメリッツ総合金融証券は、5月26日、アシアナ航空に対して、「今年は、低価格航空会社(LCC)の攻勢と、日本路線が劣勢のため、アシアナ航空の構造的な単価回復を期待しにくい」とした。

 
メリッツ総合金融証券研究員である「キム・スンチョル」氏は、「アシアナ航空の第2四半期の営業利益は200億ウォンなので、昨年同期に対して黒字に転換するだろう」としながらも、「連休による需要もあった」と説明した。
 
彼は、「しかし、第3四半期にも夏休みシーズンなどで輸送単価は回復するだろうが、日本路線の劣勢と、低価格航空会社の攻勢により、輸送単価の構造的な回復を期待することは難しい」と指摘した。

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また彼は、「今年1分期を基準として、日韓における出入国の動向を調べると、韓国人の日本訪問客数は前年に比べて0.5%増加したのに対し、日本人の入国者数は前年に対して14.2%減少した」として、「仁川空港のデータから読んだ日本路線の輸送客数は、4月を基準として46万人であり、昨年の月平均53万人より減少しているため、アシアナ航空が回復局面に入ると期待することは難しい」と説明した。

彼は、「アシアナの輸送単価は、単一路線のうち、日本路線が最も高い」として、「日本路線の輸送単価が回復しないのであれば、アシアナ航空の全体的な収益の改善を期待しにくい。しかも、円安と放射能問題により、両国の旅行需要が減っているのは事実」と付け加えた。

そうでなくても経営状況の厳しいアシアナ航空は、これからも厳しい局面を突き進まなければならないようだ。 



 



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